子宮頸がん予防ワクチン(サーバリックス、ガーダシル)
子宮頸がんの原因は、HPVウイルス(ヒトパピローマウイルス)であることがはっきりしました。そして、HPVウイルスの感染を予防するのが「サーバリックス、ガーダシル」、HPVウイルスワクチンです。
サーバリックス情報サイト- このワクチンは、合計3回(サーバリックスは、初回、1ヵ月後、6ヵ月後、ガーダシルは、初回、2ヵ月後、6ヵ月後)接種しないと有効ではありません。
- 通常のワクチンは、ほとんどが皮下(皮膚の下)注射ですが、このワクチンは筋肉注射のため多少痛みがあります。
- HPVウイルスは、感染しても免疫(抗体)を作らないので、何回でも感染してしまいます。
現在HPVウイルスに感染している場合、このワクチンでそれを消すことはできません。感染しているかどうかを知るためには、HPVウイルスの検査(自費4,100円)を行う必要があります。 - すでにHPVウイルスに感染している場合には、定期的に、HPVウイルス検査と細胞検査(通常の子宮がん検診)を受けていただきます。現在のHPV感染にかかわらず、次のHPVウイルスの感染を予防するためにワクチンを接種します。
- サーバリックスは、HPV16、18型に、ガーダシルは、HPV16、18、6、11型(6、11型は低リスク型)に対するワクチンであり、その他の発がんウイルス(約40%)には有効ではないため、子宮がんの定期検診を、約2年に1回受けられるようおすすめします。
- サーバリックスの接種は富松レディスクリニックにて行います。
接種料金は、1回、15,000円、合計3回で、40,000円(割引料金)です。 - 各種相談はOC-L(オーシーエル)でお受けしています。
- ご不明な点につきましては医師、スタッフに遠慮なくおたずねください。